わかち先生の 行こうぜ!商業

高校商業教員のわかちが、教育観などを徒然なるままに書いていきます。

わかちの生い立ち(1)

わかちです!

今回からは、「わかちの生い立ち」(韻を踏んでて語呂が良い笑)ということで、記事数回にわたって私のこれまでの人生を振り返ってみることで、自己紹介に代えさせていただきます。

 

私が生まれたのは1994年。世の中を暗ーい雰囲気にした、阪神淡路大震災地下鉄サリン事件が起こる少し前に生まれました。

愛媛県南予地方*1で生まれ育ちました。

一口に「田舎」といってもその度合いは様々ですが、私が生まれ育った家は超絶田舎

電車はなく、ディーゼルエンジンで動く列車の最寄り駅からも家が4キロ離れていました。

(数年前までは最寄りのセブンイレブンまで100キロ以上も離れているというギャグみたいな状態でした。笑)

家の目の前は海で、家の裏山はみかん畑。

父親は学校事務職員・母親は小学校教員をしていたため多忙で、みかん農家を営む祖父母に面倒を見てもらいながら少年時代を過ごしました。

やることといえば、みかん畑の手伝いか魚釣りくらいしかありません。

 

私はあまり話す言葉になまりがなく、眼鏡をかけていて細身なので、

「都会の出身で小さい頃は塾で勉強して過ごしたんでしょう?」なんて言われることも多いのですが、

全く逆で、完全に田舎者丸出しです。

少年時代、学校に行く以外にやったことといえば、みかん取りか、魚釣りか、野球くらいのものです。

地域的にも田舎でしたし、育った家も珍しいくらい古い感覚が残っていたので、

正月は親戚が大集合し、杵と臼で餅つきをするような家庭環境でした。(昨年はたまたまできなかったですが、今でもほぼ毎年やっています。餅つき。

 

ただ、私自身は本を読むことと、パソコンやインターネットを使うことは好きだったので、

田舎に住んでいても、社会のいろいろなことに興味をもって知識を得ることは子供の頃からずっとしていたように思います。

私が小学4年生の頃には小泉政権下でいわゆる「郵政選挙」が行われるのですが、政治に興味を持ち始めたのはそのころからだったと記憶しています。

また、野球も好きで当時は巨人戦をよく見ていたものです。

そのため、

テレビ中継で尻切れトンボになってしまった巨人戦の結果を知るため

選挙の情勢や結果分析を見るため

に、食い入るように新聞を見ていました。

今思えば、小学生にしてすでにオッサンみたいな嗜好だったんですね。

 

さて、そんなオッサンわかちが中学校に進学しようというときに、人生の分岐点となる出来事が起こるのですが…

続きはまた次回の記事で書くことにします。

*1:愛媛県東予中予南予の3つの地域に分かれています(「予」の字は旧国名の「伊予」から来ています)。南予は文字通り一番南の方です